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DIME2023年5月号の付録は電子メモパット付き計算機
DIME2023年5月号の付録はこちら、電子メモパット付き計算機。
なるほどそうきたかと思わせる組み合わせだ。過去にDIMEはメモパットを何度か付録化しているんだが今回は計算機がむしろメイン。こういうの欲しかったんだよなと素直に思わせてくれるアイテムだ。
誤解を恐れずに言うとDIMEはガジェット屋である。勝手に断言させてもらうが雑誌だと思って手に取っているこれはガジェット普及させるための媒体なのである。
だって気づけばあなたのデスク周りはDIMEの付録に埋め尽くされてるでしょ。当方も今この記事をDIME付録のPCスタンドを使って書いている（愛用中）。
さてこの付録、「Formula Mini」という名前が付けられている。付録にわざわざ名前をつけるなんて珍しいなあと思う。普通は機能をそのまま呼ぶじゃん？「卓上ミニ扇風機」とか、「スヌーピー柄マルチポーチ」とかさ。わざわざ名前つけるところが男子の心をくすぐる。ほら、必殺技にも名前ついてると嬉しいじゃん。
Iphone 14proとの大きさ比較。Formula Miniの方が小さい。厚さはアイフォーンの方がやや薄い。
重さはペン・電池込みで103gくらい。これはキャベツに例えると1/8カットくらい。逆に分かりにくいか。
左に計算機、右にメモパッド。左で論理的に計算をし、右ではひらめき重視の絵なんて描けるな…なるほど、この配置は脳だ。左脳右脳の縮図である。異論は認める。
え、計算とメモ？携帯でこと足りるじゃん勢のあなたはどうぞ全てをスマートフォンに頼ってくださいまし（あと腕時計禁止な）。男子は専用機ガジェットとスーパーヒーローには目がないんだ。
そしておもむろに飛び込んでくる「Bravo!」という文字。雑誌名でもなければブランド名でもなく、ましてや商品名でもない。何の脈絡もなく叫ばれるブラボー。ちょっと怖い。ふと頭をよぎるのはカタールW杯のベテラン左サイドバック。この付録が発売されているのは折しもWBCで盛り上がっている時期であることを考えると旬を過ぎている感は否めないが、きっとこちらにはあずかり知らぬ深淵な意図があるのだろう。
さあ、Formula Miniの実力やいかに
気を取り直して、この超便利なミニマムギアの機能面を紐解いていこう。
12桁まで計算できるというのは嬉しい。iphoneって縦持ちだと9桁までしか表示されないんだよね。12桁ならほら、1000億ジンバブエドルとかの計算できる。嬉しい。よくあるもんね、ジンバブエドルの計算すること。うん、あるある。
真面目に計算機部分の良さを挙げるならば、GT（グランドトータル）機能とMRC機能がとても便利。計算結果を貯めておけるこれは右側のメモスペースと合わせたら日常の大抵の計算はほぼできるのでは？
廉価な計算機にはついていないMU（マークアップ）なんて税金計算とかに相当便利でグッド。
メモパッドは80000回使えるとのこと。んー80000回も計算する前に使ってる本人が死にそう。どちらが先に逝くかの戦いである。そうだ、せっかくだから計算してみよう（この無理やり感よ）。
DIMEの読者層は30-40代が多いそうだ。では仮に40歳だとして、1日5回メモを使ったらいつまで使えるのだろうか。
83歳くらいで80000回使い切れるらしい。どちらが勝ったかはまた40年後くらいに答え合わせをしようと思う。楽しみにしててくれよな。
はい、どんどん使っていこう。比較検討したい時は視覚的に数字を見比べる方が絶対良い。右に計算結果ごとのメモを書いておく。
こちらはJALの上級会員になるための費用計算（回数修行：単価は6600円）。JMBサファイア辺りが筆者の限界だという結論に至る。
あとね、重宝しそうなのはスマホで話しながら計算とメモする時だよね。スマホを耳に当てながらスマホで計算とかメモってできないし。常に手元に置いておきたい。
さらには、プライベートだけじゃなくてきっとビジネスシーンでも大活躍間違いなしだろうなと思う。ほら、ペン持ってるだけで真面目なビジネスパーソン感が演出できるでしょ。携帯の電卓だと、下手すりゃLINEでもしてるのかこいつはって見られるじゃん。
余談だけど誰かが話してる時に前のめりでペン動かして聞いてるとすごく相手に信頼されるよ。試してみて。
総合評価、結局買いなの？
実用性、ギミック、遊び心、申し分なし。雑誌込みでこの値段なら買いだろう。
最後に無理やり欠点を挙げるなら、暗闇では一切使えないところくらいかな。
あ、でもDIME次号付録の「声で操作するLEDフレキシブルライト」で照らせばいいのか。自ら需要を創出しそこに手を差し伸べるスタイル、嫌いじゃない。
嗚呼またデスク周りにDIMEガジェットが増えていくなあと思いながら誌面をめくると、なんと今月号はミニマリスト特集をしていて二度見した。
いやでも、どれだけ部屋をシンプルにしてもDIMEの付録は捨てれないっす。Bravoですよこいつはぁ。
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発売日：2023年03月16日 価格：1,200円（税込） 出版社：小学館 JAN：4910159290534 Back number |
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